連載企画「ブランドムービーを、読む。」今回は、11月10日「トイレの日」にちなんで「住宅機器関連事業(以下住機)」から読み解きをお届けします。
住設課、特機課、工事課、販促課、購買課、温室事業課のメンバーがワンチームで臨んだ出演シーンの振り返りから語ってもらいました。
11月10日は「トイレの日」です。「いい(11)、トイレ(10)」の語呂合わせから、1986年に日本トイレ協会によって制定されました。毎年11月にはトイレや衛生問題を考えるシンポジウムやイベントが開催されています。住宅機器関連事業の源流は、ダイキアクシスグループの祖業である「タイルと衛生陶器の店」=トイレから始まっています。
二ノ宮:「守る人には、細やかさがある」のシーンで、農業用ハウスの潅水制御の動作確認と営農者の方に定期的なメンテナンス作業の説明をしているところを撮影しました。一つ一つの操作で起こる現象をしっかりと頭にイメージし、細かな違和感も見逃さないように気を付けること、普段の保守の大事さをお客さまに理解してもらうことを心がけています。
西山:二ノ宮さんは住機の中でも農業用温室ハウスに特化した部署に所属しています。いつも全国飛び回っていて、社内でも姿を見ることが希な社員です。ダイキアクシスがこのような農業関連事業を手掛けていること自体、知らない人も多いのではないでしょうか。
二ノ宮:ハウスのシーンを見て「水まわりのメンテナンス業務かな?」と思われたかもしれませんが、温室事業課では農業用ハウスの設計・施工から、空調換気設備工事まで手掛けています。本当にトラブルが起こっている時は周りが気にならないくらいに集中しますが、撮影時は撮られている緊張感が勝ってガチガチでした。
髙橋:私も寒さと緊張でガチガチになりながらの撮影でした。「変える人には、夢がある」のシーンで、未来を見つめる社員を演じています。演じる前に10年後、20年後もダイキアクシスグループが躍動している姿がすぐに想像できたので、未来への希望に満ちあふれ、次世代を代表するリーダーになるんだ!という気持ちで臨みました。
得居:髙橋くんは普段の仕事ぶりでも、客先とのやりとりもすごくスマートで、仕事ができる感じが自然に表れていたと思います。最後のほうで電話をかけるシーンにも出てきますが、いつもどおりに演じてビシッと決められるところが、同期ながらさすがだと思いました。
川畑:私たちは「変える人には、発想がある」のミーティング風景の撮影に参加しました。それぞれ部署は違いますが、仕事で関わる人が多いので、全員が話し手、聞き手になって、いい雰囲気で臨むことができました。普段から質問したり、軽く雑談したりし合える関係性であることが伝わったかなと思います。
坂本:私は購買業務を担当しているので、普段の業務では会議に参加することは少ないのですが、誰もが意見を発信することができる環境だと感じています。また自分自身も、業務の中で思ったことや気付いたことは伝えるように心がけています。
池田:私も日頃から社内プロジェクトに参加するなどして、積極的に考え、発表する習慣を身に付けるようにしています。撮影時は、事前にトークテーマを決めていなかったので、突然話し合いをするのが難しかったのですが、得居さんがきっかけを作ってくれたおかげで、和気あいあいとした雰囲気が出せたと思います。
得居:まずは話し合いが活性化するきっかけづくりが大事だと思い、ハードルの低い話題で発言しやすい状況にすることを心がけました。具体的にはカレーや旅行の話などです。
西山:実はこのシーンは2テイク目で、1回目は雑談中心で和やかに、2回目は企業理念をテーマにビジョンや目標について活発な議論を交わしました。激しさの中に優しさを取り入れようと試みましたが、容易ではありませんでした。ちなみに、この時のワンカットが2分54秒にも登場します。後輩の成長ぶりを見つめる先輩の歓喜の表情に注目してください。
門田:その後輩が私です。僭越ながらホワイトボードに「積極性」と書かせていただきました。普段の業務でも、若手社員であっても活躍の場や考えを発言する場が設けられていると感じます。お互いを尊重し合える企業風土を感じ取ってもらえたらと思います。
二ノ宮:農業の分野は今後、大規模な経営ができる生産者が生き残る未来が予想され、それに伴い、より複雑なシステムが求められることが考えられます。それに応えるべく、さらに技術と経験を積み、より信頼され、満足感のある温室システムを販売していきたいです。
髙橋:ダイキアクシスなら大丈夫という信頼は、当たり前のものではなく、会社や先輩方が長年培ってきた宝物だと思っています。その信頼関係を若い世代がしっかりと継承しつつ、未来を見据えて、さらなる成長を遂げていきたいです。
川畑:社歴が浅いこともあり、ムービーを初めて見た時「こんな人がいるんだ、こんな仕事を行っているんだ」と新鮮な驚きがありました。直接仕事で関わることがなくても、たどっていけば、大勢の人がつながっているんだなと実感しました。
西山:幼い頃、近所の川や海で遊ぶことが大好きだった西山少年。あの経験を後世の少年たちにも残したいと思っています。小型合併浄化槽の普及、省エネ商材の提案、再生可能エネルギーとの連携などを通じ、身近な住環境を守り、未来を変えていきたいと考えています。
以上、「ブランドムービーを、読む。〜住宅機器関連事業〜」編でした。
次回は11月19日「世界トイレの日」に、総集編をお届けする予定です。お楽しみに。