製品に関する大切なお知らせ

2023年7月18日
株式会社ダイキアクシス

この度、弊社製品DCX型及びDCW型において認定仕様との不適合が判明いたしました。関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。本事案について下記の通り、ご報告させていただきます。

１．本事案について

弊社は、大栄産業株式会社と2010年1月に業務提携し、同社が建築基準法に基づく大臣認定を取得したFCX型（型式適合認定名：FCX-C型）及びFCW型の図面・型などの提供を受け、ダイキアクシスDCX型及びDCW型として建築基準法に基づく型式適合認定及び浄化槽法に基づく型式認定を取得しました。
この度、大栄産業株式会社で製造したFCX-C型の有効容量不足及びFCW型の担体（充填材）量不足が発覚したことから、FCX-C型と同じ成形型・図面で製造したダイキアクシス製造のDCX型及びFCW型と同じプログラム・図面で製造したDCW型につきましても上記認定仕様との不適合が生じております。
不適合の項目以外については両型式ともに構造、機能等は大臣認定と同じであり、製造方法も弊社の基準に則り製造されていることから強度等の安全面における心配はございません。また、水質面におきましても対象製品の法定検査結果（浄化槽法で定められた年1回実施される水質等の検査）を入手し確認したところ、通常の浄化槽における法定検査等の結果と概ね同様の傾向を有することが確認されました。
つきましては、不適合である状態を解消するために、現在ご使用になられている浄化槽の仕様で上記の各種認定取得に向けて対応を進めておりますので、ご使用中の浄化槽はこのままご使用ください。

２．本事案が判明した経緯

1. DCW型

2023年3月に担体(充填材)量不足の疑念が生じたことから大栄産業株式会社に調査を求めたところ、製造した浄化槽の仕様が認定における仕様に適合していないことが判明いたしました。

2. DCX型

国土交通省へのDCW型の報告準備と平行して弊社開発及び大栄産業開発の全ての製品の調査を実施したところ、DCX型におきましても認定における仕様との不適合が判明したため、直ちにDCX型の受注活動を停止いたしました。

3. 上記以外の製品について

本事案判明後、弊社浄化槽全ての機種を再点検し、上記機種以外は問題が無い事を確認しております。

３．現状及び今後の対応状況

2023年4月26日に国土交通省へ両製品の問題点報告を行い、以下の指示をいただき対応を進めております。

関係者の皆様方におかれましては多大なるご迷惑、ご心配をおかけすることとなり深くお詫び申し上げます。何卒弊社の対応にご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
なお、本件に関する問い合わせは、後記の対応窓口宛てにご連絡いただきますようお願い申し上げます。
弊社は、本件について深く反省するとともに、このような事態を二度と引き起こすことのないよう、業務管理及び法令順守体制の確立をはかるべく、体制の見直しと再構築を実施してまいります。

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