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ブランドムービーを、読む。
vol.3 〜再生可能エネルギー関連事業〜
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本編では、事業部ごとに座談会を開催。
第2弾は「再生可能エネルギー関連事業」からダイキアクシス・サステイナブル・パワーの4名が参加。ブランドムービーの読み解きをはじめ、持続可能なクリーンエネルギー社会を実現するために、日々行っている事業部の取り組みや各自のアクションを紹介します。

私たちのミッション
「環境を守る。未来を変える。」

 

ダイキアクシス・ブランドムービー

 

連載企画「ブランドムービーを、読む。」今回は、10月20日の「リサイクルの日」にちなんで「再生可能エネルギー関連事業」からお届けします。ミッション実現のために、私たちが行っているアクションとは?バイオディーゼル燃料事業を担うエネルギーソリューション事業本部と、太陽光発電事業を担う藤沢事業所の皆さんに語ってもらいました。

 

 

毎年10月は「リデュース・リユース・リサイクル(3R)推進月間」です。1990年に日本リサイクルネットワーク会が制定した「リサイクルの日」(ひとまわり=10、ふたまわり=20の語呂合わせ)に合わせて、環境省など8省庁によって定められました。毎年10月20日を中心に、食品ロス削減やゴミ削減など、各種3Rイベントが開催されています。
 
 
 

あのシーンに込めた、私たちの思い

 

子どもたちの笑顔がまぶしい、あのシーンとは?

川又:今回、再生可能エネルギー関連事業からは「守る人には、優しさがある」のシーンで、お子さまから使用済み天ぷら油の入ったペットボトルを受け取っているシーンを撮影しました。使い終わった天ぷら油は、捨てれば環境汚染や水質汚濁にもつながりかねませんが、活かせば自然にやさしい資源になることを伝えたいと思いました。

矢野:エネルギーソリューション事業本部では、家庭や食品工場などから出る使用済み天ぷら油を回収してバイオディーゼル燃料を精製しています。カーボンニュートラルなエネルギーとして、とても有効なバイオマス燃料だと思っています。ご家庭で処理に困ることも多い使用済み天ぷら油をリサイクルすることで、大気や水の環境を守るという使命感を持って取り組んでいます。

川又:みんなの小さな一歩も、集まれば大きな一歩となり、CO2削減などの地球にやさしい燃料に変わり、環境を守ることにつながります。短いシーンでは伝えきれませんが、「あのシーンは何だろう?」というところから一人でも多くの方に知っていただき、使用済み天ぷら油の回収に参加していただければ嬉しいです。
 
 
 

 
 
 

もうひとつの再生可能エネルギー、太陽光発電の今

毛塚:今回出演シーンはなかったのですが、私たち藤沢事業所では、太陽光発電事業を行っています。太陽光発電事業には主に3つあって、1つは固定買取制度を利用した売電事業、2つ目が自家消費型の太陽光発電、3つ目が農福連携による営農型の太陽光発電事業です。私たちは2番目の自家消費型の営業を担当しています。屋根の上など、法人さまの敷地内に太陽光発電設備を導入し、事業所の電力を太陽光でまかなうことで、化石燃料由来の電力を減らしていきましょうというご提案をしています。

土屋:これまで太陽光というと、イコール電気代削減というイメージしか持たれない方が多かったのですが、最近ではお客さまの環境意識も高まってきています。サプライチェーンまで太陽光や再エネに取り組みましょう、SDGsやCSR対策としても有効ですよといったお話もしながら、電気代の削減だけではなく、幅広い太陽光のメリットをお伝えするようにしています。再エネ設備の導入が増えれば、自ずと火力発電に依存しない電力が増え、「環境を守る」ことにつながると考えています。
 
 

 
 
 

まだまだあります、私たちのアクション!

 
 

使用済み天ぷら油で、クルマが走る?

川又:やはり大勢の方に再エネを知っていただくことが大事だと思うので、私たちの事業部では、イベントなどにも積極的に参加して周知を図っています。小学校や高校に行って、使用済み天ぷら油からろうそくを作ったり、バイオディーゼル燃料を作る実験をしたりしています。こういった活動を通じてもっと油~モアプロジェクトをPRしていきたいです。

土屋:私たちの事業所でも、今年の7月からSNSの運用を始めました。まだ全然反響もないんですけど、太陽光を知らない方にとって有益な情報は何か、どのように伝えるのが伝わりやすいかなど、試行錯誤しながら取り組んでいます。太陽光のみならず、再エネを知らない方に少しでも関心をもってもらうきっかけになればと思っています。

毛塚:ほんとに始めたばかりで、そもそも太陽光の仕組みってどうやって発電しているんだろうとか、弊社で設置した営農型太陽光発電施設のご紹介とか、そういった簡単な動画を作成してTikTokやXで発信しています。良かったら見てみてください。

矢野:まず知ってもらうことからですよね。使用済み天ぷら油は、もしも河川や下水道に流してしまった場合、スプーン1杯の油でも、魚が棲めるようなきれいな状態にするにはお風呂10杯分もの水が必要になってしまいます。未来を生きる子どもたちにもぜひ知ってもらいたいことなので、伝えていくことも大事なアクションだと思います。
 
 

▲ 環境学習プロジェクトの様子

 
 
 
 

 

 

 
 

 

 
 
 

ブランドムービーから、私たちが思うこと

 

事業を通じて、「守る」と「変える」に貢献する

 
土屋:今、太陽光発電は、従来の屋根置きや野立て設置のような一般的な設置方法だけではなく、壁面設置やソーラーカーポートなど、さまざまなご提案ができるようになっています。お客さまの選択肢を増やすことで、今まで導入を断念していた方にも再エネ設備を導入していただくことができ、「環境を守る。未来を変える。」アクションになればと考えています。

毛塚:蓄電池導入の提案にも力を入れていきたいと考えています。蓄電池は、業界としてもまだ使いやすいものではなくて、蓄電池から供給される電力のシミュレーションができるツールもあまり流通していません。そこで、ほんとに簡易的なものではあるんですけど、自作の蓄電池シミュレーションを作って、それをもとにご提案したりしています。

川又:バイオディーゼル燃料の活用場面も広がってきています。直近では、航空会社と連携した事業として、松山空港や高松空港など四国4県の空港作業車であるトーイングトラクターにもバイオディーゼル燃料100%のB100燃料の使用が開始されました。今のままでは地球がなくなってしまうかもしれないという危機感を強く持って、一層の周知に努めていきたいです。

矢野:このブランドムービーもどんどん活用していきたいです。暮らしを守り世界を変える、環境問題に取り組む企業としての強いメッセージが伝わるムービーだと思います。今年「環境の日」にダイキアクシスグループ主催で開催したイベントでも、大画面でこのムービーを流しながら、D・OiL実験教室などを行いました。

毛塚:私たちもぜひ活用していきたいです。素人ながら動画撮影もしているので、映像制作についてのアドバイスなどご教示いただけたら嬉しいです。

土屋:ぜひ藤沢事業所のプロモーションビデオも撮影してください!

以上、「ブランドムービーを、読む。〜再生可能エネルギー関連事業〜」編でした。
次回は11月10日「トイレの日」に、住宅機器関連事業をお届けする予定です。お楽しみに。
 
 
 

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