■日時:2015年6月1日
■場所:愛媛県議会議事堂前
愛媛県では、地域のバイオマス資源である使用済み天ぷら油を回収し、それを原料とするバイオディーゼル燃料の利用拡大に取り組んでおり、この度、高品質バイオ燃料「B5軽油」について県民に広く周知し、認知度の向上及び理解促進を図るため、広告ラッピングした公用車の出発式を行いました。
当日は、県民環境部長様からご挨拶があり、愛媛県地球温暖化防止キャラクターのストッピーと県イメージアップキャラクターのみきゃんが除幕を行い、当社スタッフがB5軽油を給油しました。出発式の後、DCMダイキ美沢店(松山市)において、『使用済み天ぷら油回収キャンペーン』を実施しました。
全国バイオディーゼル燃料利用推進協議会の第10回総会が6月9日に開催され、この度、当社および愛媛県バイオディーゼル燃料関連事業者の県内全域での普及推進活動への貢献に対して表彰状が授与されました。
本表彰制度は、2012年5月に設けられたもので、顕著な推進活動を行った企業や団体を総会席上で表彰をするものです。当日は、代表して当社が表彰状を授与させていただき、引き続いて愛媛県環境政策課の吉田係長から県内における施策や各市町及び事業者との連携事業などを紹介、報告がありました。
『次代を担う地域産業技術者育成事業』の一環として、6月11日に愛媛県立吉田高校3年機械建築工学科の29名が当社のD・OiL松山事業所を見学し、”環境学習プログラム″を体験いただきました。特に設備や製品の製造工程を中心に当社ノウハウや国内最大級の高品質D・OiL(FAME)製造プラントに興味をもっていただけたようです。
当日は、あいにくの雨模様と時間の関係で十分な職業体験とはなりませんでしたが、後日のお便りで「当社の環境に対する思いや技術力の高さに非常に感銘を受けた」との感想をいただきました。この言葉を励みに引き続き環境にやさしいまち”油~モアタウン″づくりに取り組んでいきます。
『平成27年度ブック・トーク(子どもと本の出会い推進事業)』に併せて、6月24日に大洲市立喜多小学校の4年生106名を対象に開催された「エコ・トーク」で、当社が出前講座“バイオマス教室”を行いました。「エコ・トーク」とは愛媛県立図書館が当社も会員であるRe-えひめ(愛媛県資源循環優良事業者連絡協議会)と協力して実施しているもので、学校等で学ぶことが多い環境問題をテーマにその現状を知り、子どもが自ら考え行動することができるようにと県内各地で、環境関連の専門知識を持つ企業や団体を招いて講話を行うものです。
今回の講座で、バイオ燃料D・OiLや油~モア プロジェクトをより身近に感じてもらえたと思います。