物件名(工事名) | 愛光学園キャンパス整備計画 ①校舎エリア ②体育館、弓道場、カフェテリア、文化会館 |
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部署名 | 住宅機器事業統括本部 第一営業統括部 工事部 工事課 |
施工場所 | 愛光学園 |
現場住所 | 愛媛県松山市 |
元請業者様 | 大成建設㈱|①校舎エリア ㈱門屋組|②体育館、弓道場、カフェテリア、文化会館 |
工期 | ①2020.10.15~2021.7.15 ②2022.4.1~2022.10.30 |
物件概要 | ①校舎エリア 愛光学園様の70周年キャンパス整備事業の校舎エリア新設建屋になります。 大成建設㈱様が設計施工共に手掛けられ、設計は本社設計部の女性室長が担当されています。 新校舎は上空から見ると「8の字」を描いた建物で、本部棟、教室棟、リング状の廊下、教員棟に分かれており、中央部は「友情の広場」「学びの庭」と呼ばれる中庭があります。 今回、学園のエントランスゲートとなる、「本部棟」の外壁、内部床タイル工事を弊社が施工をさせていただきました。 ②体育館、弓道場、カフェテリア、文化会館 愛光学園キャンパス整備計画事業の中でタイル工事を受注しました。新設建物として、体育館、弓道場、カフェテリア、文化会館がありました。各々の建屋の床や内部タイル施工しておりますが中でも目立つのは文化会館の外壁タイルです。併設既存の図書館の重厚色の外壁タイルと違い、柔らかな淡色を選択されました。コンクリート躯体の下地に弾性接着剤貼り施工しました。文化会館は採光にステンドグラス装飾もされておりシンボル的な位置づけの建物との事です。 |
担当者コメント | ①校舎エリア 本部棟は「逆円錐」の形をしており、その外壁にタイル張り施工をする事は、弊社の過去の施工実績を振返っても見当たらず、尚且つ難易度の高い施工技術を要求される工事でした。 特殊な形という事もあり着工前に、設計室長、現場所長、職人さんと一緒に施工計画を念入りに打合せを行いましたが、想定外な事案も発生し苦労しながらも大成建設㈱様、職人さんと知恵を出し合い完了させることができました。 見どころはもちろん建物全体ではありますが、エントランスゲート入口にある2つの斜めの角は逆円錐の形状上、タイル1枚1枚の寸法が段毎に変わる役物(角に使用するタイル)を製作し、職人さんが1枚1枚丁寧に調整を行いながら張付ける職人技が必要だった施工箇所で特に見ごたえがあります。 今回、外部足場が取り除かれ、新校舎の全体が現れ見えた時、久しぶりに凄く感動した建物でした。 ②体育館、弓道場、カフェテリア、文化会館 今回、採用いただいた外壁タイルは炻器質タイルで一般的にはレンガ的な商品です。弾性接着剤貼り付けのち目地詰め作業を行います。目地材についても拘られ、粒子の粗く欧風によくみられるレンガ目地仕上げのようにしております。たて貼り納まりということもあり、個性的な外壁となったと感じています。 今回の整備計画では各建物を順に新設していくという進め方でしたので工程が長きにわたり、職手の調整には苦労致しました。また学園学期内に行う工事もありましたので生徒さんたちへの配慮等、元請の指導の下安全第一に確実に施工しました。 |