人工透析排水は、BOD値が高く、環境保全の面から、汚濁負荷の軽減処理が不可欠です。ダイキアクシスは、担体を使用した高負荷・高効率な流動床方式で汚泥が発生しない経済性に優れた下水道放流タイプの処理装置『CT型』や中空糸膜処理方式を使用した高性能な河川放流タイプの処理装置『SCT型』など、諸条件に応じた最適なシステムをご提案します。
担体に微生物を付着させ、それを流動させながら、汚水中の有機物を除去する方式です。当システムでは、微生物の付着量が非常に多く、少ない動力で効率的に流動する高性能な特殊担体を採用しています。また、汚泥の発生もありません。
当システムの場合、生物選択槽で生物処理された汚水は活性汚泥となり、槽内に設けられている膜ユニット(中空糸膜:写真)によって固液分離されます。中空糸膜に外側から液圧がかかっている(外圧式)ので、内側からごくわずかに吸引することで処理水を得ることができます。
厚生労働省から、各都道府県の衛生主管部に対して、 2019年1月に「医療機関における下水排除基準の遵守について」という依頼が発出され、その中に「下水を下水道に排除する場合には、水素イオン濃度(pH)を5を超え9未満の範囲に収める必要があること」と記載されています。当社のNT型は、この条件をクリアできる処理能力を有しています。 設置の際は諸条件に合わせて、地上設置型と地下埋設型のどちらでも対応可能です。
ダイキアクシスは、全国主要都市に拠点を置き、安心と信頼のネットワークでお客様のニーズにきめ細かく対応いたします。グループ会社、協力会社を含めたメンテナンス部門では、高度な技術を持った有資格者が24時間体制で保守点検を行っています。
型式 | 処理水量(㎥/日) | |||||
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6 | 12 | 18 | 24 | 30 | 36 | |
CT型(600mg/ℓ) | 2,250 | 2,700 | 3,550 | 4,400 | 5,250 | 6,100 |
SCT型(20mg/ℓ) | 3,050 | 4,200 | 5,650 | 7,150 | 8,650 | 10,100 |
NT型(-) | 2,180 | 2,330 | 2,530 |
単位(mm)
※消毒槽は別置になります。
※流量調整槽を必要とする場合、寸法が異なります。
※水量が少ない場合は、円筒タイプよりもコンパクトで安価なカプセルタイプもお選びいただけます。仕様寸法等の詳細につきましては、当社営業担当者にお尋ねください。