リスクおよびコンプライアンス違反については、第一次的には各部門において対応しますが、重要性・緊急性に応じて代表取締役社長に報告され、代表取締役社長の判断により総合リスク対策委員会に報告され、審議されます(下図)。当委員会はリスク管理およびコンプライアンスの徹底と社会的信用の向上を図るという役割を踏まえ、取締役会の直属機関として設置し、原則年4回開催されています。なお、当委員会の運用状況については監査等委員会がモニタリングを行い、その結果を取締役会に報告しています。当委員会の役割は下記の内容について要因の検討・審議・各部署への指示を行い適切なリスク管理を行うことです。 ● リスク管理に関する方針・施策および制度に関する事項 ● コンプライアンス違反に関する相談・通報・調査結果 ● 事故・クレームの発生状況 ● その他リスク管理に関する当社の現況・問題点および新たなリスク要因モニタリング報告招集招集報告総合リスク対策委員会委員長:代表取締役社長委員:取締役等オブザーバー:監査等委員である取締役 コンプライアンス推進室長等調査・指示内部監査重大なリスク顕在化、コンプライアンス違反発生監査等委員会取締役会代表取締役社長コンプライアンス推進室各部門57[コンプライアンス体制 ]2023年度にCCO(チーフコンプライアンスオフィサー)を設置し、グループ全体でのコンプライアンス体制の強化を行っています。コンプライアンスの推進については、コンプライアンス推進室で統括することとし、同部を中心に役職員教育を行います。これらの活動は定期的に取締役会および監査等委員会に報告されます。[ 基本的な考え方 ]当社の取締役・使用人に相当する者の職務の執行が法令・定款に適合することを確保するため、コンプライアンス体制に係る規程とともに、役職員が法令・定款および社会規範を遵守した行動をとるための行動規範を定めています。[ 重要事象発生時の報告体制、総合リスク対策委員会の構成 ][ 総合リスク対策委員会 ]コンプライアンス(法令遵守)0404グループを支える基盤
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