DAIKI AXIS INTEGRATED REPORT
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077MATERIALITY⑦実効性のあるコーポレート・ガバナンスの確立DAIKI AXIS INTEGRATED REPORT | 62種類基本報酬業績連動報酬 *1業績連動型株式報酬 *1 *2役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数報酬等の*3(百万円) 役員区分取締役(監査等委員及び社外取締役を除く)監査等委員(社外取締役を除く)社外取締役新興市場黎明期より多くの国内のスタートアップ支援に従事。特に、主幹事業務や資金調達面でのプラットフォーム整備等に関与。㈱出縄&カンパニー 代表取締役㈱CFスタートアップス 代表取締役社長公認会計士・税理士330300292524支給方法役位、職責に応じて、従業員給与の水準を考慮しながら、総合的に勘案して決定、支給。月額固定報酬役員賞与税金等調整前当期純利益に対する達成度に応じて支給。株式給付信託(BBT)での支給。役員株式給付規程に基づき当社取締役に税金等調整前当期純利益の達成度合いに応じてポイントを付与し、付与されたポイントに応じた当社株式を給付。株式給付信託(BBT)報酬等の種類別の総額(百万円) 総額業績連動報酬等基本報酬*6概要対象となる役員の員数*4非金銭報酬等(名)*1 監査機能を担う社外取締役については、その職務に鑑み、  基本報酬のみを支払うこととしております。*2 KPIを100%達成の場合。*3 報酬等の総額が1億円以上である役員の報酬等の種類別の   額については、有価証券報告書をご参照ください。*4 株式給付信託(BBT)であります。*5 当事業年度の個人別の報酬額の内容について、取締役会は、   同会での審議及び監査等委員の協議により、報酬等の決定  方法及び決定された報酬等の内容が当該決定方針と整合してい  ると確認しており、当該決定方針に沿っていると判断いたしました。*6 当事業年度において、昨今の急激な物価高騰を踏まえ、社外役員  へ物価上昇手当を業績連動報酬等として支給しております。報酬限度額年額5億円以内うち、社外取締役50百万円以内また、監査等委員である取締役は基本報酬のみの支給で、年額30百万円以内拠出限度額:3事業年度で90百万円以内1事業年度あたりの合計上限:70,400ポイント[ 報酬制度の概要 ]業績連動報酬と業績連動報酬以外の報酬等の支給割合は、株主と経営者とが利害を共有し、中長期的な企業価値向上への適切なインセンティブを付与する方針で決定しており、上位役位ほど業績連動報酬のウエイトが高まる構成としています。比率の目安は、基本報酬:業績連動報酬等:非金銭報酬等は概ね5:4:1 *2であり、KPIとして税金等調整前当期純利益を採用しております。2014年3月に当社の取締役に就任指名・報酬委員会 委員長社外取締役 / 出縄 良人略歴当社の取締役会へ参加して感じるのは、社内外問わず取締役の自由闊達な議論ができている点です。コーポレートガバナンスが重視される昨今、取締役会の構成や運営面での課題はまだまだありますが、審議時間は十分確保されており、議論の内容も濃く、当社のガバナンスは十分に機能していると感じます。また、2022年8月には指名・報酬委員会が設置され、委員長の大役を仰せつかりました。本委員会の設置は、当社のさらなるガバナンスの強化に大きく資するものであり、委員長として強い思いをもって取り組ませていただきました。設置から一年足らずと、運営はまだ手探りの感もありますが、2022年度は委員会を3回開催し、いずれも活発な審議が行われました。私は2014年から社外取締役として当社に関わっておりますが、近年は社内外で特に大きな変化があった年だと感じています。外部環境としては、感染症拡大や世界情勢の混乱、非財務情報の開示等のサステイナビリティ分野の取り組みが求められ、社内では本格的な海外投資や再エネ事業の拡大が進んできました。おそらく今後も経営陣はリスクと機会の間で難しい舵取りが求められることかと思います。私の役割は、社外という客観的立場から取締役会の監督機能を十分に発揮するとともに、公認会計士としての専門知識と多くの企業の経営に関与してきた経験を活かし、実行性のある提言や適切な情報開示に向けた発信をしていくことです。ステークホルダーの皆様を念頭に、よりよいガバナンス体制の構築と持続可能な企業価値向上を目指してまいります。社外取締役からのメッセージ

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