DAIKI AXIS INTEGRATED REPORT
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61 | DAIKI AXIS INTEGRATED REPORT ● 指名・報酬委員会については2022年度が設立初年度ということもあり、2023年度を通じてその機能発揮に努めます。 ● リスク管理体制の充実:代表取締役社長を委員長とする「総合リスク対策委員会」を設立、及びCCO(チーフコンプライアンスオフィサー)を  新設し、リスク管理・コンプライアンス体制の強化に努めます。 ● ステークホルダーとの対話の充実:特に、非財務情報の開示が求められる昨今の情勢を踏まえ、新設の「サステイナビリティ委員会」を中心に  経営戦略とサステイナビリティ課題の融合と、ステークホルダーへの開示充実を進めてまいります。 ● 取締役会の構成と運営については高い評価を得ているものの、更に議論の場を充実させるための改善を検討してまいります。 ● 取締役会の十分な監督機能を発揮するために、議題設定や取締役会の構成についての改善を検討してまいります。当社では、コーポレートガバナンスを有効に機能させるためには、取締役会についての課題抽出と検証が重要だと考えております。そのため、2022年度より独立性をもった第三者による取締役会の実効性評価を実施しています。評価の結果、当社グループの取締役会の実効性は課題はあるものの「①取締役会の構成と運営」については社内外の役員共に高く評価されています。[ アンケート実施概要 ]対象者実施/評価の方法回答方式[ 今後の対応 ] 取締役会にて今回の結果を議論し、以下の3点については更なる充実に向けた対策を講じることを確認しました。 また、以下の内容について継続的な議論と適切なPDCAを通じ、実効性のあるコーポレートガバナンスの確立を行ってまいります。2022年8月付で任意の委員会である「指名・報酬委員会」を設置しました。その目的は、指名・報酬等に関する手続の公正性・透明性・客観性を強化し、当社コーポレート・ガバナンスの充実を図るためです。当委員会の構成は、社外取締役4名及び常勤取締役1名で構成されており、委員長に社外取締役を選任しております。[ 指名・報酬委員会の役割 ]取締役会がその諮問機関として設置しており、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の選解任、構成、報酬等に関して、取締役会からの諮問をうけ、協議を行い、取締役会への答申を行います。当社グループでは、取締役の報酬等は基本報酬(固定報酬)、業績連動報酬および業績連動型株式報酬により構成しています。なお、報酬決定の方針、決定手続き等については、社外取締役を主要な構成員とする指名・報酬委員会において審議し、その答申を受けた取締役会において決定する体制としています。また、取締役会は、当事業年度にかかる取締役の個人別報酬等について、報酬等の決定方法及び決定された報酬等の内容が当該決定方針と整合していることや、指名・報酬委員会からの答申内容が尊重されていることを確認しており、当該決定方針に沿うものであると判断しております。合計14名 監査等委員以外の取締役11名(うち社外取締役4名)、監査等委員3名(社外取締役3名)①外部コンサルタントを起用し、対象者に対するアンケートを実施(全21問)②アンケート結果について、外部コンサルタントが分析③外部コンサルタントの分析結果をもとに、取締役会にて改善案を検討5段階評価 大項目ごとに評価の理由や意見の他、課題があると考えられる場合には改善策等も記載を求めた。また、当社取締役会の優れている点と課題についての記載を求めた。[ 主要な活動 ] ● 2022年度3回 ● 主要な議題:役員報酬の算定方式等の妥当性について[ アンケートの主な項目 ]全21問①取締役会の構成と運営②経営戦略と事業戦略③企業倫理とリスク・危機管理④業績モニタリングと経営陣の評価⑤株主等との対話0404グループを支える基盤取締役会の実効性評価指名・報酬委員会の設置について取締役の報酬

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