DAIKI AXIS INTEGRATED REPORT
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● システムキッチン、トイレ、ユニットバス等の水回り商材● 内外装、外壁材、床暖房資材、空調・換気商材● 一般住宅やマンションから公共施設関連まで、幅広い商材を提供● 自社製品である浄化槽提供● 外壁工事  ● 農業温室工事  ● 空調工事  ● 冷凍冷蔵設備工事  ● 住宅サッシ工事● ㈱冨士原冷機  ● ㈱日本エアーソリューションズ  ● ㈱アルミ工房萩尾  ● ㈱アドアシステム49 | DAIKI AXIS INTEGRATED REPORTINTERVIEW取締役副社長 COO(環境機器関連・住宅機器関連事業セグメント担当) / 中山 繁樹住宅関連商材・公共施設商材(卸売業)各種工事(施工)関連子会社領域ご参考2023年度から環境機器関連事業に加え、住宅機器関連事業の責任者を務めます中山でございます。二つの事業は、今までも一部の事業連携はありましたが、まだまだ相乗効果を発揮できる余地があると考えております。新たな視点と切り口で二つの事業を見ることで、その可能性を見出してまいります。振り返れば、2022年度は世界情勢の変化が国内の私たちの生活にも大きな影響を与えた1年でした。様々なリスクの顕在化もありましたが、一方で多くの事業の芽も見えてきました。例えば、コロナをきっかけにご自身やご家族のライフスタイルを見直す人が増え、住まいに対する考え方も変わってきました。消費者の環境意識の高まりを受け、各メーカーも新たな製品・サービスの展開を加速させています。当セグメントが最も強みとする水回り商材の卸売業は65年前の当社グループの祖業です。それ以来、特約店をはじめとする様々なメーカーとの取引に恵まれ事業を成長させることができました。創業時のタイルや衛生陶器販売は、当セグメントの始まりであり、当社グループの基盤を構築してまいりました。これまで固めてきた基盤を基に成長事業とするため、改めてお客様が私たちに何を求めているのかを常に理解・把握をしておく必要があります。例えば、同じ水回り商材でもコロナ禍では非接触型商材の売上が大きく伸びる等、顕著な変化がありました。つまり、時代の流れを的確にとらえ、欲しい商材を欲しい時に欲しい買い手におつなぎすることが、今も昔も変わらぬ当セグメントの使命です。それを踏まえ、メーカーやお客様との対話による信頼関係構築に加え、今まで培ってきた情報・ネットワークを最大限に生かし、セグメントの壁を超えたグループ商流拡充の中心的役割を果たしてまいります。中期経営計画で当セグメントは「安定から成長への転化」を掲げております。当セグメントは、全社への売上貢献は大きいものの、利益率の低さが課題の一つと言えます。中期経営計画最終年度の2025年に向け、卸売業から戦略を持った商社としての機能を拡充していきます。最後になりますが、私たちは住宅機器関連事業を通じて、人々の暮らしを支える、住みよい街づくりをおこなうといった「住環境整備」において、幅広く貢献し続けることができると考えております。時代の流れに合わせた事業成長により、この大きな目標を達成するように取り組んでまいります。事業内容0303成長戦略時代に合わせた商社機能を軸に、安定から成長へ事業内容について事業戦略 [ 住宅機器関連事業 ]

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