DAIKI AXIS INTEGRATED REPORT
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12339 | DAIKI AXIS INTEGRATED REPORT組織の成長のために必要となる人財を、年齢・性別・国籍、新卒・中途に関わらず安定的に採用してまいります。また、育成についても2022年度に強化したリーダー研修のほか、様々な育成機会についても引き続きブラッシュアップをおこなってまいります。グローバル人財については、国内で実施しているグローバルタレントスクール(海外人財教育)で、意欲のある従業員のチャレンジを後押しするとともに、海外工場人員の研修や海外でのストックビジネス強化のための資格取得率を向上させる等、現地での人財教育にも力をいれております。今後は、新たに見直した理念体系の浸透により、海外の従業員も含めたグループ一体感の醸成を目指してまいります。女性が活躍可能な職種は多種多様にあり、事務職から総合職への転換制度等も取り入れております。今後も個人の希望に合わせて成長できる機会を提供し、男女問わず多くの従業員の活躍推進に努めてまいります。当社グループでは男性従業員の育児休暇取得に関して着手しはじめたばかりですが、グローバル化の風潮に取り残されないよう組織風土を変化させていきます。また育児休暇取得中でも他の従業員への業務負荷が高まらないよう、既存従業員のジョブローテーションによる多能工化と従業員の積極採用に努めてまいります。[ オフィスカジュアルの導入 ]2022年4月より、グループ全従業員を対象にオフィスカジュアルを導入いたしました。役員から率先してカジュアルダウンしたことで、従業員もTPOに合わせて自由な服装で勤務を行えるようになりました。これにより寒暖差のある季節の変わり目等も過ごしやすい服装で勤務できる環境をつくると共に、交流促進や社内の雰囲気向上に繋がりました。[ 東京本社オフィスのフリーアドレス化 ]2022年4月より、多様化する働き方への対応、役職や部署を超えた自由闊達な意見交換や交流の促進を目的とし、東京本社オフィスのレイアウトを変更いたしました。今まであった役員席や従業員の自席を廃止し、誰がどこに座って仕事をしても良い運用としています。実際に役員と若手従業員が同じテーブルで業務に向き合っていることもあります。今後も各従業員がグループ会社間、部署間、役職の垣根を超えて意見をぶつけ合える環境を作ることで、本質的な価値創造に繋げたいと考えています。また、今後運用していく中で課題の抽出と解決を図り、横展開も検討していきます。当社グループでは、ダイバーシティ&インクルージョンの土台となる心理的安全性の高い組織づくりは進んでいるものの、今後グローバル企業として成長するためには更なる多様性の推進が必要だと認識しております。これらの課題に対しては、人事部だけでなく2023年度に新設したサステイナビリティ委員会と連携し、誰もが自分らしく働き、生き生きと輝ける環境を整えてまいります。No.課題人材採用・育成女性活躍推進男性の育児休暇取得今後TOPICS0303成長戦略「働きやすさ」についての取り組み事例課題と今後の取り組み

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