DAIKI AXIS INTEGRATED REPORT
39/72

MATERIALITY1234⑤働きがいのある職場環境の構築⑥ステークホルダーにリスペクトを「働きやすさ」は、生産性を維持しながら働くための体制と捉えています。新型コロナウイルスの影響および世の中のDX化に伴い、働き方は劇的に変化しました。従業員が継続して長く働くことができる職場環境を整えるための具体的な施策を実施しています。No.育児短時間勤務制度の改定[ 施策を通じた概念図 ]「働きがい」と「働きやすさ」を両軸で支援することにより、従業員一人ひとりの持つ力を最大限発揮し、企業の成長に繋げてまいります。働きがい● 目標管理制度(MBO)の運用● 人財データベースの充実● 従業員の能力開発● 組織診断アンケート働きやすさ● ベースアップ実施● 育児短時間勤務制度の改定● テレワーク規程制定● IT化の促進※ マズローの欲求5段階説を基に施策に取り組んでいます。存在意義に対する適正な評価存在意義に対する適正な評価組織での役割や社会認知金銭的安定・健康状態維持など生活する上で最低限必要な要素昨今の物価高騰等を含めた経済状況を鑑み、定期昇給と合計して2022年度平均6%、2023年度平均5%のベースアップをおこないました。これにより、従業員が経済面でも安心して働けるような環境作りと、中長期的な従業員のエンゲージメント向上を目指しています。短時間勤務制度を「小学校卒業」迄に延長しました。従来の社内規定では、子供が「小学校就業前」迄としていましたが、従業員とその家族が子供の育成や家庭での家事参画等に時間を割けるよう、会社としても従業員の声を聞きながら対応をおこないました。2020年3月より、従業員の柔軟な労働環境整備の一環として、時差出勤とテレワークを導入しました。現在テレワーク申請率は約22%ですが、職種上出社率が高くなる現場担当者や研究開発職についても、事務所への立ち寄り回数の削減やスケジューリングの工夫によるテレワーク活用等、働きやすい環境を整えています。社内の情報連携促進や業務効率化、全社での生産性向上のため、各種ITツールを導入しています。これにより、効率的な業務推進とワークライフバランスの実現を目指します。社内コミュニケーションの活性化● 気軽なコミュニケーション促進のため、Slackを導入しました。 テレワーク等で遠隔地  にいる従業員同士や部署間でクリアでタイムリーなコミュニケーションが実現します。業務の効率化と生産性向上● アプリ開発ツールであるKintoneを活用することで、各案件に係る情報の蓄積や作業   工程の改善と効率化を進めています。将来的には、蓄積されたデータを活用した大幅な   生産性向上を実現します。[ 承認欲求 ][ 承認欲求 ][ 社会的欲求 ][ 安全欲求 ][ 生理的欲求 ]既存従業員の帰属意識と生産性の向上人材の確保と成長(採用・定着)企業ブランドの向上と定着業績・企業価値向上持続可能な企業成長成果DAIKI AXIS INTEGRATED REPORT | 38時代や外部環境の変化施策ベースアップ実施テレワーク規程制定※2022年正式導入IT化の促進施策[ 自己実現欲求 ][ 自己実現欲求 ]能力・技術などの成長能力・技術などの成長詳細効果働きやすさについて

元のページ  ../index.html#39

このブックを見る