DAIKI AXIS INTEGRATED REPORT
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● MBO制度の導入に伴い再定義した、等級ごとのコンピテンシー(求める行動特性)を  基に、リーダー層に期待される役割と責任を理解・体現するための教育研修を強化 いたしました。従業員の専門性向上● 技術士や浄化槽管理士等の業務に関わる公的資格を社内報奨対象とし、従業員の  専門性の高い能力開発を組織として支援しています。各事業部の人材育成● 上記以外でも、各セグメント中でOJT、Off-JT等を通じて人材育成を行っています。MATERIALITY1234⑤働きがいのある職場環境の構築⑥ステークホルダーにリスペクトをDAIKI AXIS INTEGRATED REPORT | 36該当する重要課題(マテリアリティ)当社グループでは、「働きがい」と「働きやすさ」のバランスをとることではじめて従業員のモチベーションと組織への貢献意欲を引き出し、一人ひとりのパフォーマンス向上を図ることが可能になると考えております。「働きがい」は、生産性を高める組織の原動力と捉えています。目に見える環境や制度と違い、仕事の質や量などが適切に評価されることや、仕事への誇り、働くことへの充実感から生まれる概念です。近年強化した具体的な施策としては、以下4つが挙げられます。No.目標管理制度の運用人財データベースの充実従業員の能力開発組織診断アンケート(年一回)※グループ全従業員対象⑤働きがいのある職場環境の構築 / ⑥ステークホルダーにリスペクトを施策2021年度に導入した「MBO目標管理」の効果を最大限に引き出す為、評価者と非評価者の定期的な1on1実施を改めて徹底してまいりました。従業員自らが目標設定をおこない、 所属長と話し合いながら、自律的な行動を起こせるよう、グループ全体で取り組んでいます。部署や個人によって実施状況に偏りがあるなど課題は残しておりますが、これにより業務の結果だけではなく、プロセスや行動特性などについてもしっかりと相互理解することで、更に納得性の高い評価の実現に近づいています。従業員の保有資格や経験等をデータベース上で一元管理することで、従業員の意思や家庭環境を含めたキャリアへの意欲を可視化します。各従業員の最適ポジションの検討や長期的なキャリア形成をサポートすることで、従業員の働きがいと組織としてのシナジー効果を引き出します。2020年度より組織の健康状態の把握と改善を目的とし、「組織診断アンケート」を実施しています。アンケートでは、回答者の経営理念への共感度や理解度、組織風土等に対する現実と理想のギャップ等を中心に把握しています。結果から導き出される仮説を基に課題を設定し改善に向けたPDCAを行うと共に、診断結果はグループ全体に解説付き動画を共有することでオープンにしています。詳細「働きがい」と「働きやすさ」のバランスを重視した施策

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