DAIKI AXIS INTEGRATED REPORT
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35 | DAIKI AXIS INTEGRATED REPORTINTERVIEWINTERVIEW当社グループでは、「環境を守る。未来を変える。」というミッション達成のため、本質的なダイバーシティ&インクルージョンを重要視しています。私たちの考えるダイバーシティ&インクルージョンとは、年齢・性別・国籍等の外面属性を問わず様々な個性を持つ従業員を集める事に留まりません。個々の個性を重視し、発揮してもらうことでグループ間やセグメント間の垣根を越えた繋がりを構築し、斬新なアイデア出しや価値創造に繋がる新たな化学反応を創出することです。その為には、時代のニーズによって組織体制や働き方を含めた各種制度等を変化させていくことも勿論必要ではありますが、私が何よりも必要だと感じているのは、各従業員の意識と行動の変化です。指示を待つ、誰かに依存するのではなく、何事に対しても各従業員が失敗を恐れず前向きに挑戦し、行動を起こし続ける事が、私たちの目指すダイバーシティ&インクルージョンへと繋がっていきます。この考えは、経営層や人事部門を中心としつつも、グループ全従業員が一丸となって取り組んでいくべき課題です。改めてグループのスピリットである“PROTECT×CHANGE”の浸透と、人財が前向きに活躍できる環境の整備や社内取り組みへの積極的な投資をおこなってまいります。[ 従業員と経営をつなぐ「パーパス」 ]当社グループでは、65周年の節目である2023年、パーパスを「世界の環境課題を技術とアイデアで解決し、世界の人々の生活を支える」と定義いたしました。従業員の想いと組織が目指す方向性を揃え、繋げることで、従業員の力を最大限発揮できるような組織を構築してまいります。[ 開示情報の充実とステークホルダーとの対話 ]また昨今の動向として特筆すべき人的資本の開示要請につきましては、開示情報を充実させることで、ステークホルダーとの対話を行い、相互理解を深めながら、改善点については真摯に向き合う所存です。人財を活かすのはその組織次第です。私は、人事面を司る役員としてその役割の重さを受け止めながらも、従業員が自身の力を発揮し、それが結果的にミッションである「環境を守る。未来を変える。」の達成に繋がるような組織作りに尽力してまいります。0303成長戦略人材を人財と捉え、当社グループ全体で「人的資本経営」を強化していきます取締役常務執行役員 経営管理本部長 兼 財務部長 / 本田 和博人財こそ最も重要な資産人事戦略

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