DAIKI AXIS INTEGRATED REPORT
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%%%DAIKI AXIS INTEGRATED REPORT | 32売上394.7億円営業利益率2.0営業利益8.22022年12月期(実績)売上400億円2023年12月期(予想)売上450億円2025年12月期(予想)営業利益率4.4営業利益20億円事業全般についてポジティブ/ネガティブインパクトの分析、及びKPIの設定三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱億円営業利益率2.0営業利益8億円㈱日本格付研究所事業活動全般を通じたSDGs達成に向けた貢献[ 株主還元方針 ]当社グループでは、株主への安定的な利益還元と会社の継続的な成長を実現するため、連結業績・配当性向および内部留保を総合的に勘案した上で配当を行っています。2023年は創立65周年の記念配当として、中間・期末ともに1株当たり3円ずつ増配します。また、株主優待である「ダイキアクシス・プレミアム優待倶楽部」は今後も継続予定です。[ ESG経営について ]当社グループは「環境創造開発型企業」として創業以来、日本と世界の環境保全に貢献してきました。過去にもサステイナビリティ・ファイナンス等を実行しましたが、2023年に当社グループ初となるポジティブ・インパクト・ファイナンスを導入することを決定し、本統合報告書発行日現在において第三者評価機関による評価手続きを実施中です。本融資は資金使途を限定しない契約で、SDGs(持続可能な開発目標)の目標達成に対しインパクトを与える活動として、当社グループの重要課題(マテリアリティ)からテーマを選定しています。今後の進捗はホームページ等を通じて開示予定です。平行して2022年度はESG経営の更なる推進のためサステイナビリティ推進プロジェクトチームを立ち上げ、サステイナビリティ委員会の設立準備を進めてまいりました。ESG経営の実現は本業と直結する重要なもので、それを明らかにするために、財務情報と非財務情報を統合した統合報告書の発行を決めました。今後も更なる推進に努めてまいります。ぜひ株主の皆様におかれましても、中長期目線で当社グループの取り組みをご支援いただけますと幸いです。ご参考    [ ポジティブ・インパクト・ファイナンスについて ]● ポジティブ・インパクト・ファイナンスとは、企業活動が「環境・社会・経済」に及ぼすインパクトを第三者評価機関が包括的に分析・評価し、  事業活動の継続的支援を目的とした資金調達方法です。● 本ファイナンスは国際基準に準拠した透明性の高い外部評価に基づいた調達であり、当社のESG経営の更なる推進や情報開示によるステークホルダーとのエンゲージメント強化に活用してまいります。当社アレンジャー㈱三菱UFJ銀行[ 今後の展望 ]最後に、創業65年を迎える当社グループには、お客様からの信頼、蓄積された技術、優秀な人財等、多くの貴重な無形資産があります。これらを最大限に生かして新たな価値を生み出すには、事業基盤を整え、既存の組織体制やビジネスモデルに囚われない柔軟性が大切です。当社グループのスピリットである“PROTECT×CHANGE”を財務戦略の中でも体現することで、持続可能な企業価値の向上を目指してまいります。㈱日本格付研究所からは、国際基準「ポジティブインパクト金融原則」への準拠性に関する第三者意見書を取得します。実行モニタリングインパクト評価第三者意見書左記内容の公開、及び目標達成状況についての開示(年次)財務目標

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